研究大会 1998-2004年
[第10回大会]
[第11回大会]
[第12回大会]
[第13回大会]
[第14回大会]
[第15回大会]
第16回大会プログラム
日時 : 2004年6月5日(土),6日(日)
場所 :愛媛大学(城北地区)〒790-8577 愛媛県松山市文京町3番
参加費 :一般 2000円 学生 1000円 非会員 2000円
懇親会費:3000円
第1日
12:30 受付
13:00〜15:00 特別報告(工学部講義棟3F 33番教室)
伊地知紀子(愛媛大学) 「韓国における生活誌の研究からみる中国社会」
高橋基泰(愛媛大学) 「イギリス農村における家系の研究からみる中国社会
15:20〜16:50 書評セッション(工学部講義棟3F 34番教室)
首藤明和『中国の人治社会』日本経済評論社 2003年
話題提供者 永野 武(松山大学)
話題提供者 南 裕子(農村開発企画委員会)
17:00〜18:00 総会(工学部講義棟3F 33番教室)
18:10〜 懇親会(にきたつ庵:予定)
第2日
9:00〜 受付
9:30〜12:00 一般自由報告(工学部講義棟3F 33番教室)
中国郷村社会に於ける「公」についての考察―林語堂と清水盛光と平瀬巳之吉の視点を中心にして―
宮内 紀靖(瀋陽師範学院)
計画経済体制時の中国における大学卒業生の職場配置の実態
陳 瑞娟(広島大学大学院)
中国の家族に関する数量的分析―世帯規模と消費構造から見る社会分化の現状―
晨 光(神田外語大学)
多世代関係と中国家族―高齢者扶養における親子関係の実態から―
鈴木未来(立命館大学)
13:30〜17:00 シンポジウム〈現代中国の生活変動PartT〉(工学部講義棟3F 34番教室)
報告1 東 美晴(流通経済大学) |
中国の家族と伝統―地域的多様性に着目して― |
報告2 富田和広(県立広島女子大学) |
中国家族の教育戦略―都市家族と農村家族の比較― |
報告3 李 妍焱(駒沢大学) |
中国都市コミュニティにおけるリーダーシップ |
討論者 佐々木 衛(神戸大学)
討論者 過 放(桃山学院大学)
<書評セッション 文献案内>
首藤明和著『中国の人治社会 もうひとつの文明として』
(日本経済評論社,2003.5) 価格: 3000円(税別)ISBN:
4-8188-1471-7
[目次]
序 章 中国の民衆生活にみる視点
第1章 「人間関係優先主義」からみる中国農村
第2章 「非規範村」としての調査村落
第3章 中国村落の存立構造にみる個人的性格
第4章 〈包〉的構造――人間関係優先主義における組織原理
第5章 后台人と民衆を結ぶ身辺的世話役――〈包〉的構造のなかの親族
第6章 親族の協同と離反と――世話役の個人的資質に左右される親族関係
終 章 中国社会のダイナミズム――人間関係優先主義の可能性を探って
<会場周辺図(松山市内)>
<構内配置図(受付周辺)>
受付:総合研究棟2・正面玄関 ホール(1F)
会場:工学部講義棟3F 31番〜35番教室
大会本部:総合研究棟2 3F 国際比較調査準備室
研究会会場(6/4):法文学部本館2F 中会議室
<会場教室配置図(工学部講義棟3F)>
交通アクセスについては、ここをクリックしてください。
■日中社会学会第16回大会をお受けするにあたって
中村 則弘 (第16回大会実行委員長・愛媛大学)
「光陰似箭」。日中社会学会大会ももはや16回を数えるまでとなりました。最初は、確か1989年6月、福武先生を迎えて開催されたと記憶しています。天安門事件が起こり、経済改革が始まるという新しい流れを前にして、先生が本学会への期待を込めて講演された内容をなつかしく思い出します。
さて、大会もいよいよ地方開催ができるまでになりました。今回はわざわざ愛媛までお越しいただくことでもあり、いくつかの試みをあわせて行ないたいと思っています。ただし研究会とエクスカーションは、いわばオプションです。
(1)特別講演は、イギリスと韓国にかかわる中堅の研究者から、中国社会を念頭においた報告をお願いしました。地域や文化、時代をクロスさせた面白い視点が浮かび上がるのではと思っています。
・報告者について
両報告者は著書・論文を多数執筆されておりますが、参考のために著書を各一部紹介しておきます。
・伊地知紀子『生活世界の創造と実践―韓国・済州島の生活誌から―』御茶の水書房,2000.
・高橋基泰『村の相伝―親族構造・相続慣行・世代継承―』刀水書房,1999.
(2)大会事務局にもお願いして、大会前日に研究会を設定していただきました。これは大会報告からはみ出した愛媛大スタッフによるものです(研究会のお知らせはここをクリックしてください)。
(3)エクスカーションを大会終了後に行なうようにしました。せっかく地方で大会を開催するわけですから、中国にもゆかりのある、地域性のよく現れた土地をご紹介しようと思います。
先にも触れましたが、今回は初の地方開催となります。グローカルなどという言葉が世間で氾濫しつつも、こうした開催では参加者が極端に少なくなることが多いようです。地方開催校として、努力は惜しまないつもりですので、ぜひご参集ください。
日中社会学会大会に関わる開催校連絡先は下記の通りです。
愛媛大学 法文学部総合政策学科
中村則弘研究室
〒790-8577 松山市文京町3
TEL/FAX 089-927-9366(中村則弘研究室)
E-MAIL nakamura@ll.ehime-u.ac.jp
開催校は愛媛大学ですが、大会運営にあたっては、隣接する松山大学人文学部の永野武理事に協力をいただいております。
■第16回大会の開催について
飯田 哲也 (大会担当理事・立命館大学)
第16回大会を以上のようなかたちで愛媛大学で開催します。愛媛大学からは2つの特別報告を企画していただき、シンポジュムについては新しいテーマとして「現代中国の生活変動」を設定しました。いわゆる「市場経済」の導入にともなう国民生活の変化が1990年代後半頃からかなりはっきりと現れてきたと思われる現代中国にあって、その具体的実態を捉えて考えることがきわめて大事な段階に来ているのではないかと思われます。一般自由報告もまた興味あるテーマの研究成果として期待されます。昨年からは、参加できなかった会員も大会での報告・論議について共有ができるようにと、報告・論議の内容を「ニューズレター」に載せることにしました。会員の多数の参加により、実りある大会になることを念じています。
※前日に開催される研究会についてはここをクリックしてください。
第15回大会 2003年5月31日-6月1日 於:駒澤大学駒澤キャンパス
第14回大会 2002年6月 1- 2日 於:立命館大学衣笠キャンパス
第13回大会 2001年6月 2- 2日 於:立教大学
第12回大会 2000年6月20-21日 於:佛教大学 (工事中)
第11回大会 1999年6月 5- 6日 於:流通経済大学
第10回大会 1998年6月 6- 7日 於:甲南女子大学
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